Partial Orthodontia

部分矯正

部分矯正とは

部分矯正とは、歯並び全体ではなく、気になる前歯や特定の部分のみを矯正する治療法です。全顎矯正(フルマウス矯正)に比べ、治療期間や費用を抑えながら、部分的な改善が可能です。

部分矯正とは

目的

部分矯正の主な目的は、見た目が気になる前歯のデコボコや軽度の噛み合わせの問題を改善することです。口元の印象を良くしたい方や、限られた予算で矯正治療を希望される方に適しています。

適応ケース

  • 前歯の軽度なズレや隙間
  • 部分的な出っ歯や反対咬合
  • 軽度の叢生(歯の重なり)
  • 過去の矯正治療後の後戻り
  • 審美的な理由で前歯のみを整えたい場合

鶴見歯科医院の部分矯正治療の特徴

  • 複数の矯正専門の
    歯科医師が在籍

    矯正に対して専門的な知識を持つ歯科医師が複数名在籍しており、患者様の要望に合わせたカウンセリングが可能です。

  • 矯正装置を選択できる

    ワイヤー矯正はもちろん、マウスピース矯正や裏側矯正などニーズに合わせて矯正装置を選択することが可能です。

  • 無料の矯正相談を実施

    鶴見歯科医院では、矯正治療に経験豊富な歯科医師による無料の強制相談を実施しています。長期にわたる高額な治療だからこそ、安心して治療に臨んでいただける環境を作っています。

  • 総合歯科医院だからこその
    対応力

    歯周病や虫歯など矯正中のトラブルにも総合歯科医院だからこそ臨機応変に対応可能です。

  • 横浜駅徒歩7分での
    通いやすい立地

    横浜駅から徒歩7分の立地。定期的に通う必要がある矯正治療だからこそ、通勤通学の合間の通いやすさも大切です。

全体矯正と部分矯正の比較

矯正治療には、歯列全体を治療対象とする「全体矯正」と、特定の部分(主に前歯部分)のみを治療対象とする「部分矯正」があります。
それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますので、ご自身の状態や目標に合わせた選択が重要です。

  • 全体矯正
    全体矯正

    全体矯正では、すべての歯を対象に治療を行います。歯並びだけでなく、噛み合わせ(咬合)の改善も目指します。

  • 部分矯正
    部分矯正

    部分矯正では、主に見た目が気になる前歯部分を中心に治療を行います。比較的短期間での審美的改善が期待できます。

全体矯正と部分矯正の主な違い

比較項目 部分矯正 全体矯正
治療期間 約3ヶ月〜1年 約2〜3年
治療範囲 前歯など特定部位のみ 上下全ての歯
費用 15〜35万円程度 50〜80万円程度
痛み・違和感 比較的軽度 やや強い場合も
通院頻度 1〜2ヶ月に1回程度 1ヶ月に1回程度
効果 見た目の改善が中心 見た目と咬合の全体改善
部分矯正のメリット
  • 治療期間が短い
  • 費用が比較的安価
  • 気になる部分のみ改善できる
  • 装置が目立ちにくい場合が多い
  • 日常生活への影響が少ない
部分矯正のメリット
  • 治療期間が短い
  • 費用が比較的安価
  • 気になる部分のみ改善できる
  • 装置が目立ちにくい場合が多い
  • 日常生活への影響が少ない

補綴物の前処置としての部分矯正

歯の欠損や損傷がある場合、補綴物(クラウン、ブリッジ、インプラントなど)を装着することがあります。しかし、周囲の歯が傾いていたり位置が不適切であったりすると、補綴物の装着が難しく、見た目や機能に問題が生じることがあります。部分矯正を行うことで、歯の位置や傾きを整え、補綴物が適合しやすい環境を作り出します。これにより、より美しく、機能的で長持ちする補綴治療が実現します。

補綴前矯正が必要となるケース

  • ケース1:
    ブリッジの前処置

    ケース1:ブリッジの前処置

    欠損部の両隣の歯が傾いている場合、そのままブリッジを入れると見た目が不自然になったり、噛み合わせに問題が生じたりすることがあります。部分矯正で支台歯を適切な位置・角度に移動させることで、より自然で機能的なブリッジ治療が可能になります。

  • ケース2:
    インプラント前の空隙調整

    ケース2:インプラント前の空隙調整

    歯を失った後、隣接する歯が欠損スペースに傾いたり移動したりすることがあります。インプラント治療を行うためには、適切な空間が必要です。部分矯正で周囲の歯を整えることで、理想的なインプラント配置が可能になります。

  • ケース3:
    前歯のクラウン/ベニア前調整

    ケース3:前歯のクラウン/ベニア前調整

    前歯が凸凹に配列していると、クラウンやベニアだけでは美しい仕上がりが難しいことがあります。部分矯正で歯を整列させてから審美修復を行うことで、より自然で調和のとれた笑顔を実現できます。

部分矯正とホワイトニングの組み合わせ

歯並びと歯の色、どちらも笑顔の印象を大きく左右する重要な要素です。
鶴見歯科医院では、部分矯正とホワイトニングを組み合わせることで、より効果的に審美性を高める「トータルビューティートリートメント」をご提供しています。

部分矯正で歯並びを整え、ホワイトニングで歯の色を明るくすることで、短期間で大きな変化を実感していただけます。
さらに、矯正装置を外した後にホワイトニングを行うことで、矯正中に装置が付いていた部分の色ムラも解消できます。

部分矯正とホワイトニングの相乗効果

  • 短期間で大きな変化

    短期間で大きな変化

    部分矯正だけでも効果は出ますが、ホワイトニングを組み合わせることで、より短期間で劇的な見た目の変化を実感できます。

  • 総合的な審美性の向上

    総合的な審美性の向上

    歯並びだけでなく色も整えることで、より自然で調和のとれた美しい口元を実現します。

  • 費用対効果が高い

    費用対効果が高い

    全体矯正と比べて費用を抑えながらも、ホワイトニングを加えることで満足度の高い結果を得られます。

  • 自信回復・イメージアップ

    自信回復・イメージアップ

    きれいな歯並びと白い歯は第一印象を大きく左右します。自信を持って笑えることで社会生活の質が向上します。

部分矯正で使用される主な装置の種類

  • 表側矯正(ブラケットとワイヤー)

    表側矯正(ブラケットとワイヤー)

    歯の表面にブラケットを取り付け、ワイヤーを通して歯を動かす方法です。部分的に数本の歯に装置を装着することができます。目立ちやすいですが、治療費が比較的安価です。

  • 裏側矯正(リンガル矯正)

    裏側矯正(リンガル矯正)

    歯の裏側に装置を取り付けるため、外からは見えにくいのが特徴です。審美的な面で優れていますが、装置が舌に当たるため、話しにくさや食事のしにくさがあることがあります。

  • マウスピース矯正

    マウスピース矯正

    透明なマウスピースを使用して歯を動かす方法です。取り外しが可能で、見た目が気になる方に適しています。マウスピースは、患者自身で管理する必要がありますが、装着時間を守ることで効果的に歯を動かすことができます。

部分矯正のメリット

治療期間の短さ
限られた範囲の治療のため、全顎矯正に比べて治療期間が短くなります。多くの場合、3ヶ月〜1年程度で治療が完了します。

全顎矯正と比較

比較項目 部分矯正 全顎矯正
治療期間 約3ヶ月〜1年 約2〜3年
治療範囲 前歯など特定部位のみ 上下全ての歯
費用 15〜35万円程度 50〜80万円程度
痛み・違和感 比較的軽度 やや強い場合も
通院頻度 1〜2ヶ月に1回程度 1ヶ月に1回程度
効果 見た目の改善が中心 見た目と咬合の全体改善
費用メリット
治療範囲が限定的なため、全顎矯正の約1/3〜1/2の費用で治療が可能です。予算を抑えながら、気になる部分を集中的に改善できます。

治療の流れ

  1. 1

    初診・カウンセリング

    お口の状態を診査し、部分矯正が適しているかを判断します。治療計画や費用について詳しく説明します。

  2. 2

    精密検査

    レントゲン撮影、口腔内写真撮影、型取りなどを行い、詳細な治療計画を立てます。

  3. 3

    装置の装着

    治療に使用する矯正装置を装着します。装置の種類によって装着方法や注意点が異なります。

  4. 4

    調整期間

    3〜12ヶ月の調整期間があります。1〜2ヶ月に一度の通院で装置の調整を行います。

  5. 5

    装置の除去とリテーナー装着

    目標の歯並びになったら矯正装置を外し、後戻り防止のためのリテーナーを装着します。

  6. 6

    保定期間(メンテナンス)

    治療後の歯並びを維持するため、リテーナーの使用と定期的なチェックが必要です。

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メンテナンス方法

  • リテーナー装着

    リテーナー装着

    指示された期間・方法で必ずリテーナーを装着しましょう。特に治療直後の数ヶ月は重要です。

  • 定期検診

    定期検診

    3〜6ヶ月ごとの定期検診で歯並びの変化や装置の状態をチェックします。

  • 丁寧な歯磨き

    丁寧な歯磨き

    フロスや歯間ブラシを使用した丁寧な歯磨きと口腔ケアを心がけましょう。

  • ナイトガード

    ナイトガード

    歯ぎしりや食いしばりがある場合は、ナイトガードの使用をおすすめします。

全体矯正への移行可能性

部分矯正を開始した後でも、必要に応じて全体矯正への移行が可能です。以下のような場合は、ステップアップをご検討いただくことがあります。

  • 部分矯正では改善が難しいと判断された場合
  • 治療経過中に新たな問題が見つかった場合
  • 患者様ご自身がより理想的な咬合関係を希望された場合
  • 歯根が割れてしまっている場合

その場合は、追加費用や延長された治療期間についてご説明し、ご相談の上で治療計画を変更いたします。

費用と支払いプラン

部分矯正の費用は、治療範囲や使用する装置によって異なります。

治療法 費用
前歯2〜4本の部分矯正 150,000円〜250,000円
前歯6〜8本の部分矯正 250,000円〜350,000円
部分用マウスピース矯正 200,000円〜400,000円
リテーナー代 30,000円〜50,000円

お支払方法

現金、各種クレジットカード、各種電子マネーでお支払いいただけます。

お支払い方法

※保険診療は現金のみ、自費診療はクレジットカード、デンタルローンでのお支払いが可能です。精算時に受付へお申し出ください。

医療費控除について

医療費控除は、一定額以上の医療費を支払った場合に、所得税の一部が還付される制度です。当院での自費診療(インプラント・矯正治療など)も対象となる場合があります。詳しくは税務署や専門家にご相談ください。