Consideration for pain

痛みへの配慮(歯科恐怖症)

歯医者が怖い人のための歯医者をお探しの方へ

「歯医者のドリルの音が怖くて治療にいけない」「嘔吐反射があり器具を口の中に入れるのが苦痛」「歯医者での経験がトラウマになっている」いわゆる歯科恐怖症の症状を抱えているそんな方こそ、鶴見歯科医院にご相談ください。 当院では、歯科麻酔の専門医師が在籍しており、治療中の不安感を取り除き、うとうとしている間に治療が終わっている「静脈内鎮静法」を採用しています。

審美歯科とは

鶴見歯科医院では、患者の笑顔に自信を持っていただけるよう、最新の技術と材料を用いた審美歯科治療を提供しています。治療方法は、それぞれの患者様の状態やご希望に合わせて最適な治療を提案いたします。

こんなお悩みがある方はご相談ください
  • 歯科恐怖症の方
  • 嘔吐反射が強い方
  • 虫歯だらけで歯医者にいく勇気がでない方
  • なるべく通院回数を減らしたい方

鶴見歯科医院の特徴

  • 静脈内鎮静法の活用

    歯科恐怖症の方でもうとうとした状態で不安と取り除き治療することができる麻酔を提供しています。

  • 笑気麻酔のご提供

    お子さんや歯科治療に不安のある方に対しては、不安を取り除く麻酔をご用意しています。

  • 日本歯科麻酔学会認定医による安全な麻酔

    歯科麻酔は高度な専門性が必要な処置です。経験豊富な認定医以上の歯科医師が複数在籍しています。

  • 段階的な局所麻酔

    局所麻酔の際にも、表面麻酔を実施し電動注射器を利用して痛みへの配慮を最大限実施しています。

  • 精密な診断による麻酔計画

    歯科麻酔は安全管理が重要です。患者様の体質と治療時間を考慮して最適な治療計画と管理を実施します。

歯科恐怖症について

歯科恐怖症(Dental Phobia)は、歯科治療に対して強い恐怖や不安を感じる状態を指します。たとえば、歯科医院に行くことや治療を受けることへの恐れが、日常生活に支障をきたすほど強い場合に該当します。
当院ではコミュニケーションを大切にし、患者様のご不安を払しょくできるよう治療をしています。

歯科麻酔の種類

当院では、患者様の状態や治療内容に合わせて、最適な麻酔方法をご提案しています。

  • 表面麻酔

    歯ぐきの表面に塗るジェル状の麻酔です。注射の痛みを軽減するために使用します。

  • 浸潤麻酔

    歯の周囲の歯ぐきに直接注射する、最も一般的な麻酔方法です。

  • 伝達麻酔

    神経の束に麻酔薬を注入し、広い範囲を麻酔する方法です。下あごの奥歯の治療時に使用します。

  • 笑気吸入鎮静法

    笑気ガス(亜酸化窒素)を吸引し、リラックス効果を得る方法です。意識はあるものの、不安や緊張が和らぎます。

  • 静脈内鎮静法

    腕の静脈から鎮静薬を注入し、うとうとした状態で治療を行います。歯科恐怖症の方や複雑な外科処置で採用されてます。

歯科麻酔の種類

痛みへの配慮

鶴見歯科医院では、「痛くない治療」を最優先に考え、麻酔注射時の痛みを最小限に抑える工夫を行っています。

  • 表面麻酔の使用
    注射前に歯ぐきの表面に塗るジェル状の麻酔で、針を刺す際の痛みを大幅に軽減します。
  • 極細の注射針
    通常よりも細い特殊な注射針を使用し、刺入時の痛みを抑えます。
  • ゆっくりとした注入
    麻酔液を時間をかけてゆっくり注入することで、圧力による痛みを軽減します。
  • 温めた麻酔液
    体温に近い温度に調整した麻酔液を使用し、温度差による不快感を防ぎます。

麻酔の効果と持続時間

麻酔の効果や持続時間は、使用する麻酔薬の種類や量、個人差によって異なります。当院では患者様の状態に合わせて適切な麻酔を選択しています。

表面麻酔
歯ぐきの表面のみの麻酔
効果発現 持続時間
2〜3分 15〜20分
浸潤麻酔
歯と周囲組織の麻酔
効果発現 持続時間
3〜5分 1〜3時間
伝達麻酔
顎単位の広範囲な麻酔
効果発現 持続時間
5〜10分 2〜5時間半
笑気吸入鎮静法
リラックス効果、すぐに回復
効果発現 持続時間
3〜5分 使用中のみ
静脈内鎮静法
深いリラックス状態、記憶が曖昧になることも
効果発現 持続時間
1〜2分 30分〜2時間

電動注射器の活用

電動注射器の活用

当院では、最新の電動注射器を導入し、より痛みの少ない麻酔注射を実現しています。

電動注射器のメリット
  • コンピュータ制御で一定の速度と圧力で麻酔液を注入
  • 手動注射器よりも痛みが少ない
  • 安定した麻酔効果が得られる
  • より正確な麻酔量のコントロールが可能

笑気吸入鎮静法

笑気ガス(亜酸化窒素)と酸素の混合ガスを吸入することで、リラックス効果を得る方法です。特に歯科治療に不安や恐怖心をお持ちの方におすすめです。

笑気吸入鎮静法の特徴

笑気吸入鎮静法
メリット
  • 不安や緊張を和らげる効果
  • 治療中も意識があり、医師の指示に従うことができる
  • 治療後すぐに回復し、日常生活に戻れる
  • 副作用が少ない
適応される方
  • 歯科恐怖症の方
  • 吐き気反射が強い方
  • 子どもや緊張しやすい方
  • 長時間の治療が必要な方

静脈内鎮静法

腕の静脈から鎮静薬を注入し、うとうとした状態で治療を行う方法です。恐怖心が強い方や複雑な外科処置に適しています。

静脈内鎮静法の特徴

静脈内鎮静法
メリット
  • 深いリラックス効果による不安・恐怖感の軽減
  • 治療中の記憶が曖昧になるため精神的負担が少ない
  • 長時間の治療も楽に受けられる
  • 吐き気反射の抑制効果がある
  • 体動が少なく、医師が安全に処置を行える
適応される方
  • 重度の歯科恐怖症の方
  • 複雑な外科処置(親知らずの抜歯、インプラント手術など)
  • 強い嘔吐反射がある方
  • 長時間にわたる複数歯の治療が必要な方
  • 精神的ストレスで血圧上昇が懸念される方

歯科麻酔の注意点

アレルギー

麻酔薬や含有成分に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。過去に麻酔でアレルギー反応が出たことがある方は、必ず事前にお知らせください。

  • 麻酔薬アレルギーの症状:発疹、かゆみ、めまい、吐き気、呼吸困難など
  • 重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)は非常にまれですが、緊急対応が必要です。

持病

以下のような持病をお持ちの方は、麻酔方法に影響する場合があります。初診時や問診票に正確にご記入ください。

  • 心臓疾患(心筋梗塞、不整脈、弁膜症など)
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 呼吸器疾患(喘息など)
  • 肝臓・腎臓疾患
  • 甲状腺機能障害
  • てんかん
  • 精神疾患
  • 服用中のお薬(特に血液凝固阻止薬)

術後注意

麻酔が効いている間は、頬や唇を噛まないようご注意ください。熱いものを飲食すると気づかないうちにやけどをする恐れがあります。

飲食
麻酔の効果が完全に切れるまで(通常1〜3時間)は、飲食を控えるか、慎重に行ってください。
運転・作業
特に静脈内鎮静法を受けた場合は、当日の車の運転や危険を伴う作業は避けてください。
歯科麻酔の注意点

妊娠中の方への対応

妊娠中の歯科治療や麻酔については、妊娠時期や治療の緊急性に応じて慎重に判断します。

妊娠時期別の注意点

  • 妊娠初期(1〜3ヶ月)
    胎児の器官形成期のため、緊急でない治療は妊娠4ヶ月以降に延期することが望ましい場合があります。
  • 妊娠中期(4〜6ヶ月)
    最も安定した時期であり、必要な歯科治療を受けるのに適しています。
  • 妊娠後期(7〜9ヶ月)
    長時間の治療は体への負担が大きくなるため、短時間の治療を複数回

お子様への対応

お子様の歯科治療では、年齢や成長段階に合わせた丁寧な対応を心がけています。痛みの少ない治療を行うことで、将来の歯科恐怖症を予防します。

お子様への対応

年齢別の麻酔対応

  • 幼児期(2〜5歳)
    表面麻酔を十分に使用し、極細の注射針と少量の麻酔薬で痛みを最小限に抑えます。必要に応じて笑気吸入鎮静法を併用することもあります。
  • 学童期(6〜12歳)
    年齢に応じた説明を行い、協力を得ながら治療を進めます。表面麻酔と浸潤麻酔を組み合わせ、痛みを抑制します。
  • 思春期(13歳〜)
    成人と同様の説明を行い、本人の意思を尊重した治療を心がけます。必要に応じて各種麻酔法を選択します。
子どもが歯科治療を怖がる場合はどうすればいいですか?
まずは無理に治療を進めることはせず、診療室の雰囲気に慣れていただくことから始めます。お子様のペースに合わせて、少しずつステップアップしていくことが大切です。慣れないうちは保護者の方にも診療室に入っていただき、安心感を持っていただけるよう配慮します。また、笑気吸入鎮静法を利用することで、リラックスした状態で治療を受けることができます。

痛みに関する不安へのカウンセリング

歯科治療の痛みに対する不安は、多くの方が抱える自然な感情です。鶴見歯科医院では、患者様の不安や恐怖心に寄り添い、安心して治療を受けていただけるよう丁寧なカウンセリングを行っています。

痛みに関する不安へのカウンセリング

カウンセリングのポイント

  • 経験の共有
    過去の歯科治療での不快な経験について、遠慮なくお話しください。その経験を踏まえた上で、適切な対応を一緒に考えていきます。
  • 治療内容の透明化
    どのような治療を行うのか、どの程度の痛みや不快感があるのかを事前に詳しく説明します。不明点があれば、いつでもご質問ください。
  • ストップサインの設定
    治療中に不安や痛みを感じたら、手を挙げるなどの合図で知らせていただければ、すぐに一時中断します。患者様のペースを最優先します。
  • リラクゼーション法
    呼吸法やイメージトレーニングなど、治療中のリラックス方法をアドバイスします。音楽やアロマなどのリラクゼーション補助も活用しています。
歯科恐怖症で受診を何年も先延ばしにしてきました。どうすればいいですか?
治療を先延ばしにしてしまった方でもご安心ください。当院では、日本歯科麻酔学会の認定医が複数在籍しながら、歯の全体の機能を回復させるフルマウス治療の経験が豊富な歯科医師が在籍しています。あなたの不安に寄り添って丁寧に短期間で治療を完了できる取り組みが可能です。